たのしい。

彼の家の前で迎えを待つ時

通り過ぎるご近所さんたちに

「おはようございます！」

「いい天気ですね〜」

「気をつけてくださいね〜」

って言うと

「ありがとう」

「おはよう」

「今日もがんばろうねえ」

って返してくれる。

それは私にとってとても幸せなことで

とても大切なこと。

だれもしらない。

私が抱えているものを半分こしてくれる人は、一生現れないのだろうなあと。

想像しては考えないようにしていた未来という名の事実を、赤の他人にハッキリ言われるのは、辛いものがある。

こころに刺さっていたたくさんの刃物たちが、突然前触れもなくずぶり、すぶりと引き抜かれてしまった感覚。

私はまだ弱い。

素直になにか言えていたらなにか変わったのかなあ、、、わかんないよ、ねえ。

どんなにぐしゃぐしゃな泣き顔をしてたって前を向いて、進む。

立ち止まるな、歩き続けろ。

たくさん傷ついても私は希望を最期まで捨てない。

つなみ。

ふとした瞬間に流れ込む、誰かの愛、言葉、想い、痛み、痛み、痛み。

「ゆう」

          「ねえ」

                 「どこに行っちゃうの」

                                                   「忘れないで」

                              「いなくならないで」

              「ここにいるよ」

「帰ってきて」

私の頭の中で泣いているのは、誰なの？

夜中に、キラキラと発光して、近づいてきて、私の頭をふわりと撫でてゆくのは、どうしてなの？

いいよ、覚えていてあげようか。

覚えているだけだよ。

心は自分のものだから。

わからないこと。

「これわかんないから嫌」

って逃げてたこと

頑張ってみようって決意して

今年は苦手なことをたくさんやるって決めた

やり始めたら楽しくて楽しくて

「わかった！」

って思えるのが幸せなことに気づく

知らないこと、分からないことが

あるって幸せなんだな

理解できるって嬉しいんだな

人生にはまだまだたくさんの発見が

そこらじゅうにあるんだろうな

たのしいです

学ぶ喜びを知れて嬉しいです